事例No.032無垢材について
デザイン
無垢材と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
肌触りが良い・温かみがある・値段が高い・メンテナンスが面倒
など、良い面とネガティブに感じる面もあるのではないでしょうか?
確かに合板など加工された木材と比べると、メンテナンスが必要で手が掛かりますが、その代わりに経年の変化や味わいを感じることも出来ると思います。
東京都でも国産の材木を使う事を促進していますが、樹種については国内外で多くの物がありますので、一部をご紹介します。
樹種と特徴
●杉(スギ)
温もりや心地良い香りにより、根強い人気があります。空気層が厚く、保温性、断熱性に優れているため温かみを感じます。柔らかい樹種のため、身体にかかる負担を軽減してくれます。
●檜(ヒノキ)
昔から最高級の建築材として知られています。水や湿気に強いヒノキは、寿命が永く、その耐久性には目を見張るものがあります。リラックス効果や抗菌作用のある香りも魅力のひとつです。
●栗(クリ)
縄文の遺跡からクリの柱が発見されているように、太古から使われていたようです。耐久性が高く、はっきりとした木目が魅力的です。
●胡桃(クルミ)
広葉樹のなかでは柔らかめの材質であり、歩行の際に衝撃を吸収してくれるため、とても快適な歩き心地を感じることができます。
●桜(サクラ)
材面が滑らかで自然な光沢と穏やかな木目が特長です。きめが細かく、削り立ての心材は明るい琥珀色ですが、時を経てツヤと色が深まり、美しさを増していきます。
●松(パイン)
柔らかな木目と材質が特徴で、加工がしやすく、フローリングだけではなく家具などにもよく利用されます。
●メープル
材質は堅く、明るい色合いの中に優しい木目、そして自然な色むらが映える材です。
●バーチ
柔らかな木目とばらつきの少ない色合いの材面に、フローリングとしても十分な硬さがあるのが特徴です。
●ナラ・オーク
はっきりした木目が特徴的で、無垢木材らしさを存分に味わえる樹種です。
●タモ・アッシュ
色調はナラとよく似ていますが、ナラよりもはっきりとした力強い木目を持ちます。塗装性も良く、着色しても木目が浮き立ち美しい仕上がりとなります。
●チーク
重厚感に満ちた色合いが特徴で、昔は船の甲板に使われるなど、優れた耐久性には定評があります。
●ブラックチェリー
木目は細かく滑らかで、最初は明るい琥珀色ですが、時が経つと艶と色合いが深まり、美しさを増していきます。
●マホガニー
薄い木目が時が経つと色に深みが増し、赤褐色へと変化していきます。
●アカシア
黒褐色の濃淡の木目が特徴で、ところどころに木目を横切って現れる光沢のある縞模様により独特の風合いがあります。
●ウォールナット
茶褐色の中にところどころ見られる黒い木目があり、独特な深みのある色合いが特徴です。
これらの材種に塗装の種類や色により好みの風合いに仕上げることができます。
お客様との商談スペースにサンプルをご用意しています、またご要望があれば取り寄せも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。