事例No.028家具の設計について
デザイン
家具の設計についてまとめてみました。
収納についてお考えの方は参考にしてください。
家具について大きく分けると、すでに完成している家具と設置場所に合わせて造る物があります。
それはそれぞれ「置き家具」や「造作家具」などと呼ばれています。
造作家具は現地の状況やお客様の要望に合わせて一からつくるため価格は高くなります。
しかし自分でデザインできるため、使い勝手は抜群で永く利用していただけると思います。
【家具が完成するまでの流れをご紹介します】
①現場調査・ヒアリング(要望確認や搬入経路確認)
②基本プラン作成(スケッチなどでご提案)
③プラン設計図・概算見積書作成(お客様の要望を具体的な形にします)
④プレゼンテーション(打合せを重ね話を詰めていきます)
⑤製作図面・見積書作成(内容に承認をいただき契約します)
⑥制作を発注(図面通りの完成を確認)
⑦完成取付(打合せした場所へ搬入して設置)
⑧引渡し(メンテナンスなどの説明)
⑨アフター(修理が必要な場合はご連絡ください)
【ここからはそれぞれの項目を詳しくご説明します】
①現場調査・ヒアリング
1.お客様の要望をヒアリングにより引き出す。
2.使い勝手や収納量だけでなく生活スタイルや趣味・嗜好も打ち合わせからイメージする。
3.設置する場所の寸法を測り周囲の状況を確認する。
4.設置する物の大きさから搬入経路を確認しておく。
②基本プラン作成
1.お客様の要望を簡単なスケッチなどで確認する。
2.全体のデザインと仕上げイメージをチェックする。
③プラン設計図・概算見積書作成
1.お客様からの要望を盛り込み全体像が掴めるように図面を作成する。
2.要望プランから概算見積を作成して予算金額と比較をする。
④プレゼンテーション
1.図面に色を付けるなど分かりやすい資料で提案する。
2.現物のサンプルを用意して手に取って確認してもらう。
3.3Dでのプレゼンテーションにより全体像を把握していただく。
⑤製作図面・見積書作成
1.特にお客様こだわりの部分があれば詳細図を作成して確認する。
2.最終図面から見積作成をしてチェック後に契約を交わします。
⑥制作を発注
1.製作図をもとに家具製作会社や木工所へ発注します。
2.こだわりの箇所が伝わっているか製作をチェックします。
⑦完成取付 ⑧引渡し ⑨アフター
1.完成した家具を取付前にチェックを行い傷などが無い事を確認します。
2.問題が無い事を確認して現場搬入、取付を行います。
3.お客様に確認していただき引渡しをして完了です。
4.使用していて気になる点などあればアフターメンテナンスにより対応します。