事例No.027開口部を景観を切取るフレームとしてみる
デザイン
窓については以前いくつかご紹介していますので、ご興味のある方はそちらも是非ご覧ください。
今回は窓を含めた開口部をフレームとして見た時に、どのような事が考えられるのか検証したいと思います。
イメージしてみてください。
今あなたは部屋の中にいて、周囲を見渡すと窓が一切無く壁に囲われた空間です。
かなり圧迫感のある空間になると思います。
それでは、その部屋に窓を設けたり、隣の部屋の間にある壁に開口をつくるとイメージするとどうでしょうか?
だいぶ居心地の良い空間になったのではないでしょうか?
もう少し具体的に考えてみましょう。
イメージして開口した窓の外には、綺麗に咲いた桜が見えています。
または綺麗な紅葉が見えるでしょうか?
隣の部屋の壁につくった開口からは、遊んでいる子供の楽しそうな姿が見える。
または美味しそうな料理の音が聞こえるでしょうか?
このように開口部を壁に掛ける絵画のようなフレームとして考えてみると、そこにつくる意味が分かってくると思います。
私であれば、座り心地の良い椅子に腰掛けて壁に開けた小さな窓から新緑を楽しんだり、木漏れ日が差し込む窓の横でロッキングチェアを揺らしてまどろむ、そんな事をやってみたいと考えてしまいます。
話は少し変りますが、開口部を設ける事が難しい場合に「窓型スマートディスプレイ」というアイデアもあります。
これは窓のようなディスプレイに好きな映像を映し出して楽しむという物です。
日常では楽しめない、南国の景色や海の中、その他にはピラミッドなども面白いと思います。
また、太陽光に近い光を出す照明器具などもあり、先端技術により改善する方法もありそうですね。