事例No.024生活空間に土間を取り入れる
デザイン
以前、土間を使って部屋をつなぐでご紹介しましたが、今回は土間を生活空間に取り入れる事をご紹介します。
土間仕上げの床材として、タイルやモルタルなど多少の汚れでも掃除が容易で耐久性のあるものが採用されます。
またこのような仕上げ材は、冬場の暖かい太陽熱を蓄熱し日没後に放熱することで光熱費の削減にもつながります。
以上のことを踏まえたうえで、室内のどこに土間を取り入れるか、その活用方法をよく検討してみましょう。
LDKに土間空間はどうでしょうか?
部屋全体を土間にしてしまうと、寒々しい印象になってしまう事も考えられますので、一部の床仕上げを石張りやタイル張り、コンクリートにするとアクセントにもなり部屋の中で自然を感じられる住まいになります。
土間に蓄熱する方法ですが、その部屋に差し込む冬場の太陽の方向を検討し、差し込んだ太陽光の熱を効率良く蓄熱できる位置に土間を配置することが重要です。
蓄熱する場所として、床だけでなく壁の仕上げ材をタイルや石張りにして取り入れる方法もあります。