事例No.015将来の生活を見据えたリフォーム
デザイン
今の生活を数十年前に想像していたでしょうか?
また数十年先の生活を想像できますか?
この事を意識しないで今の生活だけを考えて住まいを造ると将来後悔することになると思います。
私も自宅を設計する時には将来の生活をイメージしましたが、その時のイメージと違ったものもありました。
先日ご紹介したブログの多様化する家族構成のとおり、家族内であっても各個人それぞれのライフスタイルがあり、また経年により変わってきます。
そこで一つご提案があります。
それは部屋の可変性と転用が可能な家としておくことです。
それにより家族構成が変わったり、生活スタイルが変わった場合でも簡単なリフォームで使いやすい家に変えることができるのです。
具体的には、玄関に広めの土間を設けて様々な趣味に使えるスペースとしておくことや、各居室も壁で区切らず可動式の家具でゆるく区切ることで将来の可変性に対応可能となります。
将来の生活イメージをすることは難しいと思いますが、実際にお話をしていくことで将来のライフスタイルが鮮明になっていく事と思います。