事例No.013美しく見せるファサードデザイン
デザイン
人が美しく感じるデザインとして様々な比率がありますが、有名なものの一つに黄金比があります。
紀元前に発見され、その近似値は「1:1.618」です。
それを使用した代表的な例として、ミロのヴィーナスやAppleのロゴ、身近な物では名刺、ハガキなどがあります。
やはり見ていて安定感のあるバランスのため、いろいろな場所に使用されているようです。
建築のバランスもこの事を意識して設計することで、安定感のある美しさを感じることができます。
その他に窓やドアなどの高さを揃えたり窓の形を統一する、また開口部の上下の位置を合わせることでも美しく見せることができます。
建物の外観をきれいに見せるための具体的な方法をいくつかご紹介します。
屋根の軒先を伸ばすデザインでは、屋根先端を薄く見せる工夫をすることで野暮ったさが抑えられ、軽やかに感じられるデザインになります。
また道路に面した軒先がある場合、低く抑えることで圧迫感を与えず、建物が街に溶け込んだイメージにできます。
その他には外壁に多くの色を使用せず、また使う色合いを合わせたりするなど、自分の生活スタイルと好みを取り入れながらデザインしていくことも大切です。