事例No.012犬と健康に暮らすリフォーム
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ペットと一緒に生活している方は多くいらっしゃると思いますが、今回は犬との生活のためのリフォームについて考えてみます。
犬は自分の縄張り意識が強く、群れで暮らしていた影響から人になつきやすい動物です。
また遊ぶことが大好きで、外で走り回ることも大好きだと思います。
そのような事を意識して、また犬との生活をイメージしリフォームプランを設計するようにしています。
まずは縄張り意識が強い事でどのような注意が必要なのでしょうか?
道路やご近所から近すぎる場合、道行く人やお隣さんのペットに吠えてしまう恐れがあるため、犬の生活拠点はそこから少し離すことが必要となります。
そして飼い主と一緒に居たい犬と、犬と一緒に居たい飼い主にとっても程よい距離感が大切だと思います。
つぎに遊ぶことが大好きな犬の運動をどのように考えるのか。
朝夕の散歩とは別に、特に運動量を多く必要とする犬種の場合は、半屋外空間を設けるのはいかがでしょうか?
屋外に簡単な屋根を付けることで雨の日も遊べる広場となります。
さらに屋内での工夫として、行き止まりが無い回廊型とすることで、自由に走り回ることができる間取となります。
最後に犬の健康面についてですが、怪我の防止のため屋外からの入り口を階段でなくスロープにする、そのほか床を滑りにくい素材で仕上げるなどの配慮も重要ですね。
犬も人間と同様にいろいろな性格を持っていますので、それぞれに合ったリフォームプランをお客様と話し合い決めていく事が大切です。