事例No.010空間を立体的に活用する
デザイン
限られた居住スぺ―スを有効に活用する方法として、小屋裏収納や床下収納などがあります。
そのスペースを収納だけでなく、他の使い方として利用する方法もあります。
例えば小屋裏スペースをそれぞれの部屋を繋ぐ緩衝スペースとする方法です。
各部屋は壁で仕切られていますが、天井にある共有空間によりゆるく繋げるアイデアです。
その他に天井裏の広い空間を利用して、トップライト(天窓)から光を取り入れたり、換気のための通風を確保したりできます。
通風と採光を取り入れる方法として、屋根の形状をのこぎり型にして各部屋へ安定した光と換気を設けることもできます。
さらに生活空間をスキップフロアにすると、限られた敷地であっても豊かな住環境を手に入れられます。
少し建築費が割高になりますが、地下空間も視野に入れると家で行えることが増えていきます。
防音対策がしやすい空間になるため、楽器の演奏やカラオケなど趣味のための空間はいかがでしょうか?
また温度変化が少ない地下では、湿度を抑えた空間で保管したい本やレコードなどもあうのではないかと思います。
新築の時に気が付かなかった空間にリフォームを検討すると見えてくるものもあります。
私たちはリフォーム提案時に3Dイメージを作成しますので、実際の空間を画面で見ていただくことで、活用できる隙間が見つかることも多くあります。