事例No.009生活空間に高さの変化をつける
デザイン
天井と床に囲まれた生活空間は、全面がフラットなままでは単調なイメージの家になってしまう恐れがあります。
天井や床に段差を設ければ、空間に変化をもたらすことができ、面白い生活空間とすることができます。
具体的には、高低差を設けて一つの空間の中に落ち着く場所と開放感を感じる場所など、違った印象を受ける空間を造るのです。
敷地の形状を活かした階段状の床やスキップフロアにするなど・・・
それ以外にはリビングの床を一段下げると、地面に近くなるため落ち着いた印象の空間になります。
またLDKが繋がった空間ではそれぞれの高さを調整して、立って利用するキッチンと椅子座のダイニング、さらにリビングのソファで寛ぐ家族間の視線を合わせるなど、そこで生活する人にとって一番大切にする事が実現できるように設計する事も大切です。
一方、天井で検討する内容ですが、天井の高さに変化を加えることで、受ける印象が大きく変わります。
屋根形状に合わせて勾配天井にしたり、天井空間があればロフトにすることもできます。
また意識的に天井を低く抑える事で、落ち着いた空間とすることもできますので、リビングの天井の一部を低くすることも面白いと思います。
私たちはリフォームプランの提案には、3Dで作成した物も使用しておりますので、図面からは理解し難いプランでも視覚的にイメージしやすいように心がけています。
お客様のイメージしている生活空間を、建築家としての提案を入れて分かりやすくご提案します。