事例No.010杉並区I様邸 戸建リフォーム
【明るいリビングに変貌した戸建てリフォーム】
名前 | I様邸 |
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場所 | 東京都杉並区 |
建物種別 | 戸建 |
築年数 | 約23年 |
対象面積 | 約75㎡ |
費用 | 約780万円 |
工期 | 約2か月 |
お客様のご要望
●リビングが暗いので明るく家族が集まれる空間にしたい。
●耐震性をチェックして問題があれば補強したい。
●キッチン・浴室・トイレなどの水廻りを綺麗にしたい。
●内装家具なども変更して使い易くしたい。
プランニングのポイント
●リビングへ外光を取り込み明るくするため、トップライトを設置。
●耐震性能チェックのため、建物構造図と現地調査から耐震診断を実施。
●これから永く使用していただける水廻りへの更新。
●明るい色柄を基調とした家具で室内を明るく、さらに使いやすい収納へ交換。
工事内容
●薄暗いリビングを明るくするため、外壁面に窓を設置する事も検討しましたが、今回は外壁改修を行う予定が無く、足場設置が無駄になってしまうため、リビング上部にあるルーフバルコニーを利用する事にしました。
ルーフバルコニーの一部を開口して、トップライト(天窓)を設けるプランです。トップライトは壁面にある窓よりも、3倍程度効率良く光を取り込むことが可能です。しかし、設置後の雨漏りや、夏場の直射日光の影響などを考慮する必要があります。そのため、トップライトの設置面を北側に傾け、夏場の太陽を考慮した勾配になっています。また、既存の防水層と一体となるように注意して施工を行いました。
設置後に室内側から空を見ると、青空を望む事が出来ました。明る過ぎる時には、遮光性のあるブラインドで調整が出来ます。これなら明るいリビングで快適に過ごせそうです。
●築23年が経過している木造戸建てであったため、耐震性を心配されていらっしゃいました。そこで、木造耐震診断を実施して現況の建物を調査しました。建築図面と現地調査の状況から、耐震診断を行い確認したところ、耐震性能に問題無い事が分かりました。
お客様には安心してお住まい頂けますね。
●水廻りの更新もリフォームの重要な要素ですので、キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面については、一番多くの時間を使いお打ち合わせをさせて頂きました。
今回のリフォームでは、キッチンは生活の中心となる物のため、設置の位置から素材選定まで妥協せず行いました。最終的にサンワカンパニーというメーカーのキッチンで、全体がステンレスで覆われている物を選んで頂きました。部屋の中心にあっても、圧迫感が少なくとても格好良いです。
ユニットバスにも強い拘りをお持ちで、「折角交換するのであれば、わくわくするような、入るのが楽しみになるような空間にしたい!」との事でしたので、いろいろなショールームを見学して頂きました。その中からお選びいただいたのが、TOTOのシンラというユニットバスでした。このユニットバスの特徴は、浴槽に入った際に肩に流れ落ちる水流です。
とてもゆっくりとした、お風呂タイムを過ごして頂けるのではないでしょうか?
●家のあちらこちらに、備え付けの収納家具があったのですが、落ち着いた色柄により少し暗いイメージになっていました。新たに造った収納家具は、明るい木目のシナランバー材と天板にはゴムの集成材を使用し、さらにホワイト塗料により明るく仕上げました。ホワイト塗装に合う色柄の面材により、開き扉を製作して、収納の一部は隠す収納となっています。
畳コーナーにある、押入は来客時に使用する布団を収納出来る大きさに設計しており、可能な限り圧迫感を少なくするため、吊り押入としました。
LDKに設置した、リビングボードとTVボードは、テレビと繋ぐ録画機器等の配線経路も配慮した形状となっています。お部屋の一部には固定棚を設けましたので、アイデアにより様々な利用方法がありそうです。
I 様この度はリフォームのご依頼をいただき、誠にありがとうございました。