事例No.006練馬区O様邸の光差し込むリフォーム
【差し込む光を最大限利用したファミリーリフォーム】
名前 | O様邸 |
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場所 | 東京都練馬区 |
建物種別 | 戸建 |
築年数 | 約15年 |
対象面積 | 約80㎡ |
費用 | 約320万円 |
工期 | 約1か月 |
お客様のご要望
●洗面室が狭いため、隣接したトイレを移設し洗面室を広くしたい。
●帰宅後すぐに手が洗えるように、玄関横に手洗器を取り付けたい。
●全体的に配色を考えて、やさしく明るい雰囲気の家にリフォームしたい。
プランニングのポイント
●トイレの移設先を配管経路と生活動線の両方を考え、最適な場所へ配置。
●玄関の手洗いの配置は、重要な耐力壁を傷つけず尚且つ使いやすい位置を決定。
●既存の建具とフローリングの明るい色合いを活かした配色の検討。
工事内容
●トイレの移動先で頭を悩ませたのが、排水管の経路でした。今回の建物は斜線制限の関係で屋根が下がっており、その面への移設がむずかしかったからです。反対側は広い空間がありましたが、南向きのため、O様の生活するスペースとして確保する必要がありました。そこで目を付けたのが、将来2部屋に分けるためにあった使用していない扉でした。物置スペースとなっていましたが、そこを利用して検討してみると、配管の経路も問題なく解決できました。窓の設置ができませんでしたが、トイレの正面に明るいアクセントを取り入れたため、圧迫感の無いとても落ち着いた空間になりました。
●最近のコロナの問題もありますが、普段でも小さなお子さんがいる家庭は帰宅後すぐに手を洗わせたいのではないでしょうか?玄関に手洗器を設けるため、こちらもO様といろいろな検討をさせていただきました。玄関横にトイレがあったため、折角ならばトイレ後の手洗いとしても利用したい。しかし配置するために、建物にとって重要な耐力壁を避ける必要もありました。玄関収納を可動式の棚板タイプへ変更したため、玄関スペースに少し余裕が生まれる事が分かり、その広くなった空間を利用して、コーナーへ手洗器を配置しました。もちろん、全体の色合いに気を付け、色柄を決めていただきました。
●元々のフローリングや建具の色合いが明るイメージであったため、その風合いを活かした壁紙を選定していただきました。淡い色合いのアクセントクロスですが、差し込む光の方向により、さまざまな表情を楽しむことができます。着工時にはリフォームプランに入っていませんでしたが、キッチンの吊戸を建付調整のため取り外したところ、予想以上の開放感と明るさを感じる事ができました。O様にご確認いただき、急遽後ろ側の壁面へ移動する事となりました。完成後にご覧になっていただき、大変お喜びいただきました。
O様この度はリフォームのご依頼をいただき誠にありがとうございました。