いい家は「細部」で決まる

2020/06/30 日常のできごと

先日、久しぶりの図書館ということでブログに書きましたが、その時に借りた本の内容をご紹介します。

 

【いい家は「細部」で決まる】という本の題名から、家の構造についての詳細を説明する内容かと思い、読みすすめてみると少し違いました。

 

その内容は、普段では何気なく使っている言葉でも、聞かれるとうまく答える事ができないことが説明されていて、改めて勉強になりました。

 

具体的には日本家屋に古くからある、「敷居」「襖」「畳」「押入」などがどのような経緯で生まれ使われ、現在に至るのかという事が書かれていました。

 

これら4つは現代の家では珍しい物になってきましたが、日本の風土に合った造りであるため見直す必要があるのではないかと感じます。

 

次に生活するために必要な「排水」「コンセント」についての説明がありました。

 

特に排水については、その経路の重要性を再認識させられました。

 

お客様の要望する水廻りの配置をしながら、将来のメンテナンスも考え、尚且つ問題無い排水経路を計画することが必要となります。

 

最後に「和紙」と「漆喰」についての記事が気になりました。

 

西洋で使われていた洋紙は、製造過程で硫酸アルミニウムを使っていて、この硫酸アルミニウムは紙の中で水分と反応して硫酸を生じ、長い間に紙の繊維を分解してしまうそうです。

 

そのため寿命は50年~100年と言われていて、古い書物のデジタル化を急いでいるとの事です。

 

それとは反対に日本の古い書物は和紙を使用しているため、古本屋には100年以上前の物も並んでいます。

 

住宅を100年間維持する事は難しいですが、自然素材を使う事で快適で気持ち良い生活空間を造ることができそうですね。

 

新素材ばかりに着目するのではなく、古くからある日本の風土に合った素材もリフォームに取り入れてはいかがでしょうか?