夏の暑い太陽を上手に遮る
2020/06/09
建築の事
今日は東京でも気温が30℃を超えるという事で、熱中症にならないように対策する事が大切ですね。
部屋の温度上昇を抑えるために、暑い太陽光を入れないことが大切ですが、みなさんはどのような対策をしているでしょうか?
多くの方は室内のカーテンやブラインドなどで対応していると思います。
室温を上昇させないために、これらよりも効率の良い方法があります。
その方法をご紹介する前に、太陽がどのように動くのか考えてみたいと思います。
春分と秋分は真東から昇り真西に沈むのですが、夏至は真東よりも北から、冬至は南から昇り沈んでいきます。
そして太陽の角度が夏至は78度、冬至は31度、春分秋分はその中間の55度となっています。
一年を通してこの位置を少しずつ変えながら、動いているわけです。
庇や軒の出をこの太陽の動きに考慮して造っている家はよいのですが、そうでない場合、このような方法があります。
それは、「緑のカーテン」です。
太陽の日差しを室内側で遮るよりも、窓の外側で遮る方が約2倍の効果があるそうです。
外側に設置するブラインドなどもありますが、比較的簡単にできる緑のカーテンいかがですか?