住宅インテリアの考え方

2020/05/16 建築の事

今は自分で自由にできる時間がたくさんありますので、少し前の懐かしい本を読み返してみました。

 

2011年に出版された本で住宅のインテリアについて、色々なことが書いてあります。

 

文章の横に図解が付いており、分かりやすいのが特徴で感覚的に理解しやすいです。

 

読み進めていくと、今も住宅を設計する時に気を付けていることや、忘れかけていたこと、あらためて意識させられた事など、面白くてあっという間に読んでしまいました。

 

気になった内容について、いくつかご紹介します。

現在のキッチンは食事を作る人が孤立せず、リビング方向を向いて開放的な物が好まれていますが、少し前はキッチンは分離していて奥まった場所にありました。

 

これにも良い面があり、調理の臭いや汚れがほかの部屋に漏れない事や、急な来客でも対応しやすい点があります。

 

分離型のキッチンから開放型のキッチンへと変わってきたのですが、この先どのような形態になるかも楽しみです。

 

今までもこれからもキッチンは食事を作るという明確な目的がありますので、その基本をおさえた上で使う方の好みを反映していく事が大切ですね。

つぎにご紹介するのはリビングでのくつろぎ方です。

 

リビングに和室を併設したり、部屋の一角の床を少し高くして畳コーナーをつくり、床に座ってくつろいでいる人もいると思います。

 

欧米的な考えかもしれませんが、和室や畳ではなく、くつろぐ方法を大きなベッドに変えてしまうという考え方です。

 

部屋の雰囲気にあわせて、畳でなく大きなソファベッドを置くような考えも楽しいかもしれません。

最後はこどもに必要な部屋と成長にあわせた家の考え方です。

 

こどもは生まれてから成長して独立するまで、約20年間を一緒に生活する方が多いと思います。

 

こどもが成長していき、生活様式が目まぐるしく変化する事への対応方法が書かれており、その考え方について再認識することができました。

 

そのなかでも面白かったのは、こどもが小さい時は椅子や机に使い、大きくなった後は踏み台や収納に用途を変えて使うというものでした。

 

読み終えてみて、何が正解なのか、人それぞれ決まりきった事がないため、やはり建築は面白いと感じられる一冊でした。