杉並区の水害予防住宅・高床化工事の助成
2020/04/30
補助金・助成金
リフォームの時に利用できる補助金や助成金についてご紹介します。
11 水害予防住宅・高床化工事の助成
台風や集中豪雨などにより、河川の氾濫や地盤の低い地域での床上浸水などの被害が発生するおそれのある地域の方に、家屋の浸水被害の防止または軽減を図るため、住宅などを高床にする工事費用の一部を助成します。
計画の段階でご相談ください。
助成対象地域
杉並区洪水ハザードマップ(平成18年3月作成)による、浸水した場合に想定される浸水の目安が0.5メートル以上の箇所および昭和56年以降に浸水があった箇所を含む街区。※わが家の水害ハザードマップ
助成対象者
助成対象地域内において、住宅など(住宅、店舗、事務所およびその他居室を有する用途のもの。ただし、仮設建築物を除く)の高床化工事を行う建築主。
助成対象となる高床化工事基準
- 高床の高さは、敷地面から床面まで0.75メートル以上とする。
- 床下空間は、0.5メートル以上確保する。
- 新築の場合の高床構造はスラブ型式とする。
- 床下部分は、コンクリート構造などの浸水に耐える構造かつ通水が容易であること。
- 高床の基礎構造部に設ける通水口は、幅50センチメートル以上、高さ25センチメートル以上とする。
- 通水口の開口部は、外周基礎にかかる開口部総延長が、外周基礎延長の10パーセント以上とする。
- 床下部分の通水口は、2または3方向以上確保すること。
- 建築基準法その他関係法令に適合するものであること。
助成金の額
新築、増改築の場合
住宅などの高床化工事にかかわる高床部分の床面積に、標準工事費単価を乗じた額の2分の1(千円未満は切り捨て)とし、200万円を限度とする。
標準工事費単価(1平方メートル)
- 木造
55,000円 - 鉄骨造
42,000円 - 鉄筋コンクリート造
29,000円
揚家の場合
揚家による高床化工事に要した費用の2分の1〈千円未満は切り捨て)とし、200万円を限度とする。