軒は深く低く

2020/01/24 ブログ

軒は深く低く

この言葉は私が建築を学び始めた頃に読んだ本に書いてあった言葉です。

この言葉にはその後も影響を受け、高温多湿である日本の夏の厳しい暑さからどのようにして家を守っていくのか、考えさせられました。

子供の頃に遊びに行っていた田舎の家を思い返すと、深い軒先では洗濯物を干したり、干し柿を作ったり、その他にも縁側で近所の人と会話を楽しんだり色々な使い方をしていました。

これは近所とのコミュニケーションを取るためだけの物ではなく、雨から外壁を守るために必要なものであり、先人の知恵であると感心させられます。また軒を深く低くすることで、建物のフォルムも引き締まった見た目になり意匠的にも高くなります。

最近では軒先を全く出さないフォルムも人気ですが、建物への影響も考えて設計したいものです。